介護職で転職を考える場合、その理由をしっかりと追究することが大切です。今働いているところの待遇に満足できない場合は、待遇がより良いところ、キャリアアップを目指すのであればスタッフの成長サポートを積極的に行っているところなど、理由によって転職先として選ぶべき職場が変わるからです。もし、ただ漠然と転職したいと考えているだけであれば、どんな職場を選べば良いのかもわからず、転職したとしても状況が良くなったかどうかの判断もしにくいはずです。したがって、まずは転職する理由を明確にするところから始めることです。そうすると、数ある求人の中から候補を絞り込む作業も正確にできるでしょう。

そして、転職先の候補が数えるほどまで絞り込めたら、より具体的な情報を得るようにしましょう。求人から得られる情報は、あくまでも表面的なものです。また、中には誇張した内容を伝えているものもあるでしょう。そのような情報だけを鵜呑みにして転職してしまうと、いざ働き始めたら現状が違ったということになりかねません。そのようなことにならないために、可能であれば実際に働いている環境を見学することです。その際、もし自身が転職した場合、具体的にどの仕事を担当するのかまで教えてもらえると、より理解が深まるでしょう。見学可能な上にそのような細かな情報まで教えてくれるところであれば信頼性も高く、転職後に裏切られたと感じるようなことになるリスクも低いです。